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夏越しの大祓ってなんですか?

『大祓』ってなんですか?

日本では昔から人生の区切りや様々な幸運、困難が起こった際には神社等でさまざまなお参りをしていました。
その中で『大祓』とは、自らが無意識に起こしてしまった心身の穢れ、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。
日本書紀、古事記の中で見られる【伊弉諾尊いざなぎのみこと禊祓みそぎはらい】の神話を起源とし、古くから宮中においても、大祓が行われていたと記録されています。
中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社で年に2回執り行われる恒例祭祀となっています。

『夏越しの大祓』とはなんですか?

年に2回行われる大祓のうち、六月に行われるの大祓を『夏越しの大祓なごしのおおはらい』と呼びます。(当社では『夏越の祓なごしのはらえ』としています)
夏越しの大祓は、古くから夏の悪病、疫病を退けるために行われたという説もあり『悪病除け』『無病息災』を祈る祭事としての側面も強くもっています。
大祓詞を唱え、形代かたしろ人形ひとがた(人の形に切った白紙)などを用いて身についた半年間の穢れを移し、その形代(人形)を海に流す事で穢れを祓う『形代ながし」を行い、子孫の繁栄や幸福、無病息災を祈ったとされています。

形代(人形ひとがた)はどうしたらいいの?

大祓では、半年間の無自覚の罪や穢れを形代(人形)に移し、祓い清めるために使用します。
形代(人形)の扱い方としては

  • 形代に名前と年齢を書く(ご家族に一組となります)
  • 形代で体を撫でる
    ※悪い所があればそこを、無ければ肩などをなでます
  • 形代に息を3回吹きかける

形代に関しましては、氏子崇敬会会員の方には『はくさんだより(白山神社会報)』と共に郵送させて頂いております。
会員以外の方で形代神事に参加をご希望の方は、当社社務所まで来ていただければ形代をお渡し致します。

お祓いが終わった形代(人形)はお焚き上げ料と共に神社の受付までお持ち下さい。
お預かりした形代(人形)は、大祓の祭事が終わり次第お焚き上げいたします
(天候によっては当日のお焚き上げができない事もあります)

夏越しの大祓 神事式について

大祓の神事式への参加について

大祓の神事式には氏子会員だけでなく、一般の方でも参加する事ができます。
大祓の神事式は、社殿にて、宮司の先導に合わせて大祓詞を皆様で奏上頂き、ご自身の身を清め、形代の穢れを祓う御神事です。
参加を希望される方は、事前にお電話(03-3398-0517)、もしくは、お問い合わせのページからお問い合わせください。
また、大祓の神事式への参加には玉串料(参加費)が必要となります。
詳しくは問い合わせ時にお訪ねください。

*神社総代、世話人の方に関してはご連絡等は必要ありません。
当日、祭事10分前までに神社社務所までお越し下さい。

社殿に上がる前にお読み頂きたいこと

大祓は年中行事の一つであり、一つの神社のお祭りでもあります。祭事中は身を正して頂き、ご協力お願い致します。
昇殿時の服装は、Tシャツや短パン、スウェット、露出の高い服、素足などのカジュアル過ぎる服装はお止めください。

祭事中について

神職は事前に手指等の消毒を行い、祭事の際マスクを着用しますが、祝詞を奉じる時のみマスクを外します。
祭事中は参加者の皆様にも大祓詞を読み上げていただきますが、必要の無い私語は慎むようにお願い致します。
祭事中の社殿内では許可の無い撮影(動画含む)、録音などは禁止させて頂きます。

 

お電話でのご予約、お問い合わせは03-3398-0517まで

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