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年越の祓(大祓)ってなんですか?

『大祓』ってなんですか?

日本では昔から人生の区切りや様々な幸運、困難が起こった際には神社等でさまざまなお参りをしていました。
その中で『大祓』とは、自らが無意識に起こしてしまった心身の穢れ、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。
日本書紀、古事記の中で見られる【伊弉諾尊いざなぎのみこと禊祓みそぎはらい】の神話を起源とし、古くから宮中においても、大祓が行われていたと記録されています。
中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社で年に2回執り行われる恒例祭祀となっています。

『年越しの祓』とはなんですか?

年に2回行われる大祓のうち、十二月に行われるの大祓を『年越しの大祓』と呼びます。(当社では『年越の祓』としています)

年越しの大祓は、古くから一年の終わりにあたり、日々の生活の中で知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを祓い清め、新しい年を清らかな心身で迎えるために行われてきた祭事です。
一年を無事に過ごせたことへの感謝とともに、来る年の「無病息災」「家内安全」「子孫繁栄」「幸福」を祈る意味を強く持っています。

大祓詞を唱え、形代(かたしろ)や人形(ひとがた・人の形に切った白紙)に、この一年の穢れや災いを移し、その形代を海や川に流す「形代流し」を行うことで、心身を清め、年の節目を越えて新たな一年へと向かうとされてきました。

年越しの大祓は、一年を締めくくると同時に、清浄な状態で新年を迎えるための大切な祓いの神事として、今に伝えられています。

形代(人形ひとがた)はどうしたらいいの?

大祓では、半年間の無自覚の罪や穢れを形代(人形)に移し、祓い清めるために使用します。
形代(人形)の扱い方としては

  • 形代に名前と年齢を書く(ご家族に一組となります)
  • 形代で体を撫でる
    ※悪い所があればそこを、無ければ肩などをなでます
  • 形代に息を3回吹きかける

形代に関しましては、氏子崇敬会会員の方には『はくさんだより(白山神社会報)』と共に郵送させて頂いております。
会員以外の方で形代神事に参加をご希望の方は、当社社務所まで来ていただければ形代をお渡し致します。

お祓いが終わった形代(人形)はお焚き上げ料と共に神社の受付までお持ち下さい。
お預かりした形代(人形)は、大祓の祭事が終わり次第お焚き上げいたします
(天候によっては当日のお焚き上げができない事もあります)

年越しの祓 神事式について

大祓の神事式への参加について

大祓の神事式には氏子会員だけでなく、一般の方でも参加する事ができます。
大祓の神事式は、社殿にて、宮司の先導に合わせて大祓詞を皆様で奏上頂き、ご自身の身を清め、形代の穢れを祓う御神事です。
参加を希望される方は、事前にお電話(03-3398-0517)、もしくは、お問い合わせのページからお問い合わせください。
また、大祓の神事式への参加には玉串料(参加費)が必要となります。
詳しくは問い合わせ時にお訪ねください。

*神社総代、世話人の方に関してはご連絡等は必要ありません。
当日、祭事10分前までに神社社務所までお越し下さい。

社殿に上がる前にお読み頂きたいこと

大祓は年中行事の一つであり、一つの神社のお祭りでもあります。
祭事中は身を正して頂き、ご協力お願い致します。

祭事中について

・神職は感染症予防の為、マスクを着用しますが、必要に応じてマスクを外すことがあります。
・祭事中は参加者の皆様にも大祓詞を読み上げていただきます。
・神事中は必要の無い私語は慎むようにお願い致します。
・祭事中の社殿内では許可の無い撮影(動画含む)、録音などは禁止させて頂きます。

 

お電話でのご予約、お問い合わせは03-3398-0517まで

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